二条城絶叫

john fruscianteと荒木飛呂彦と舞城王太郎と伊藤計劃が好きすぎて二条城にて絶叫。連絡先は2jojojotaroアットマークgmail.com まで。 Last.fmのアカウントはhttp://www.lastfm.jp/user/nijojo

インド 0日目

 

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 九井諒子がブログを更新しているじゃないか!感動だよ。ここまで続けて更新されていると年末にかけて一回も更新しないとか有りそうで怖いから続けてくださいお願いします。豹の子供がかわいい。ちょい手塚ちっく。肉食獣の赤子特有の手首足首のぶっとさがマジで萌えるよね!大人になると他の部分が目立って手首足首シュッとしちゃう感じだけど。

 

 

 さてインド。トランジット一回で合計十一時間くらいですか。まだインドに着いてないけど現地入りしたら暇ないだろうなぁ。今空港なんだけど、このままシンガポールにいてしまいたい。シンガポールの無法地帯っぷりは最高だよね!となりに座っているインド系のビジネスマン(多分同じ飛行機を待ってるんだろう)が腕にハメてる金色のゴツい腕時計とか、シルバーのアタッシュケースとか、いかにも、って感じで笑う。あぁ、私はこれからインドに行くんだ。

 メンドクサイからカルカッタで呼び方通すけど、カルカッタというのは悪しき日本のカタカナ的な呼び方で発音的にはコルクッタ、コルクタ、カルカッタ、この三つを混ぜ合わせたような呼び方。昔オーランドに行ったときまるで発音が通じなかったことを思い出す。マクドナルドもKFCもアメリカ行ったとき通じなかったし、昭和~バブルにかけてのカタカナ語の弊害はほんとうにクソだなぁと思う。日本にいる分にはいいわけだけどさ。

 カルカッタって小学校の地理でインド最強の穀物地帯って習った記憶があるんだけど実際に行くのは初めてだし、そう教えられてから何年も経ってるわけだから変化も相当あるだろう。どうなることやら。泊まるのは外国人ビジネスマン向けの外資系ホテル・・・から少し離れたところにある、なんていうんだろう?モーテルというよりも民宿に近い宿泊施設。現地人の中でもカースト上位の人が使うような場所”だった”らしいので期待感は尋常じゃない。

 そう、インドといったらカースト制度ですよ・・・。

 ビジネスマンが現地のホテルに泊まるとカースト下位のストリートチルドレン的貧民が部屋を訪ねてきて「オンナドウ?」と年端も行かぬ少女を当てがって来ようとしたり、「ガンジャイル?」500円玉くらいの大きさの乾燥大麻を売ってきたりする、なんて世紀末的光景があったらしいですが。2006年位の話。

 今はどうなんだろうなぁ、なんて思う。

 まぁ普通に都市部は都市部してるだろうし、郊外の寂れた地域は中国山岳部で見たような光景だったりするんだろうし。まさかモザイク状に都市部に貧民街が紛れ込んでるなんてことは無いと思うし別に不安な訳じゃない。ただ、あまりに西洋化されていると困るという気持ちがあって、というのもその土地の人の食を知るのが現地の経済情勢を知る最短の方法だと考えているからだ。

 西洋化されていると見えにくくなるものは多いし、わざわざ郊外まで移動しなければならなくなる。今回は滞在期間が少ない。移動してどこかにいく事は考えられない。チャイが実際にはどういう風に売られているのかとか、地元文化に密着した常食はなんなのかとか興味は尽きないわけだけど・・・。

 

 あとはカーストがどれくらい残っているのか。融合しきっていて切り離せないものらしいけれど、近代化を遂げるうえで邪魔じゃないのかな?大学に通えるのはカースト上位で、奨学金なんかもあるにはあるんだけどカースト毎に枠と待遇が違うとか、成績発表もカースト毎だとか聞いたけれど。そういう文化が残っている中で育つと、社会に出て外国人と仕事する時にカルチャーショックを受けるんじゃないのか?

 そしてさらに気になるのは日本に出稼ぎに来ているインド人はカーストのどの辺の人たちが多いのか、ということ。後はどうにか時間を作ってインドの映画をインドで見ることと、書店を見て回る事をしなければ。