二条城絶叫

john fruscianteと荒木飛呂彦と舞城王太郎と伊藤計劃が好きすぎて二条城にて絶叫。連絡先は2jojojotaroアットマークgmail.com まで。 Last.fmのアカウントはhttp://www.lastfm.jp/user/nijojo

クリスマスは終わったしもう春先の仕事をしている。

 ブログのエントリーポストのお題部分に「NEW!!食べよう!秋の味覚」なんて出ているけどこっちは今春先の仕事してんだ。クリスマスは夏前に終わった。正月なんかもっとひどくて去年の正月が終わった直後から準備を始めて今も脈々と並行して取りかかっているところで・・・

 広告業界の末端からちょっとマシなポジションにいると日常茶飯事なんじゃないかと思う訳だけど、実際の生活での四季感と職務上の四季感が大きく乖離してくると、昼夜逆転なんかも相まって自分がいまどこにいるのかすらも曖昧になってくるわけです。緯度が大きく違う海外に頻繁に素材撮りに行ったりするから更にめちゃくちゃ。

 

 漫画家がキャラクターの顔を描くとき、そのキャラクターの表情と同じ顔をしながら描いた方が良く描ける…という話があるように、仕事してる時はなるべくその環境に応じた環境に自分を漬けたほうが良い作品が出来るのはもはや常識。もちろんそれを脳内トリップで補完できる天才もいるわけだけど、大多数の人はそうじゃないのでこっちはもうね、春なんですよ。世間じゃ秋ですけど。温度合わせだけじゃない。服装だってそうだし、食い物だって合わせてこそよりリアリティのある春が演出できる。

 幸いなことにハウス栽培によって春の物が冬に喰える時代なのでその辺で困る事はないんだけど、おかげで私の秋口の味覚は春っぽいものだよ。ゆず浮かした白みその味噌汁におひたしとか、餅とか、サンマ食うんでもペペロンチーノにぶちこんで菜の花とかで春っぽくしてからとかとかとか。

 

 まぁこれって金もかかるしどうでもいいことなんだけど、プロ意識に纏わるこだわり的美学みたいなものを感じるので大事にするようにしている。