映画/感想/Enter nowhere(トランスワールド11)
クリント・イーストウッドの息子にビル・パクストン(プレデターとか)の血縁の女の子、サム・ウォーターストン(ロー&オーダーシリーズとか)の娘とまぁ七光りっぷりが凄まじい映画なので期待しないで見た。
ら、めちゃ面白かった。
やっぱ期待しないってのが大事なんだなーと痛感。世にも奇妙な~~っぽいなーとか思ってたし、ホラーなんじゃないのこれ?とも思ってたからまぁ斜め上というか、うん。こういうこと書いてあるのを読んじゃうからオチが予想出来ちゃってダメなんだよw
この高度情報化社会でいかに前情報を得ずに面白い情報を得るのか、っていうのがねー、これからの胆ですな。
脚本が良いし、予算使わないで済むようになってる(だって山小屋周辺から動かないんだもん。ほとんど密室劇)のもすごく気に入ったので脚本家のことを調べたら、https://www.youtube.com/watch?v=VT13O0VQp44 このバンドのボーカルだったりしてさらに仰天。
いやインディーだし音作りできてないしギターコーラスの子下手だし、大学のサークルバンドレベルなんだけど(PAがオワコンなのもあるんだろうけど)、脚本家いっちゃって成功しちゃっててってのが凄い。SHITですよ。嫉妬。
そして2012年から賞レースで勝ちまくり。http://www.imdb.com/name/nm0159900/awards?ref_=nm_awd
ハイスペックすぎる・・・
実際映画面白いしもうなー。
ツアー中に脚本書きまくって送りまくって目にとめてもらうってのが凄いアメリカンドリームっぽい。国土広くて人口多くて色々寛容な国は違いますなぁー