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・九井諒子が更新しているので(http://nisiniha.blogspot.jp/2013/10/blog-post_10.html)
揚げニンニクに卵黄つけて食べる?という発想が出てくるのがすごい。何それちょう美味しそう。というわけで今日あたり国産のニンニク買ってきて作ってみようかなー。一玉450円くらいして高いよね、青森のニンニク。
料理で字面で、といえばまず出てくるのがソーキそば。ソーキってなんだよと。聞けばみんながみんな「ソーキソバ?ウマイヨネー」とか言うのでソーキそばを知らない数十年前の私はその魔法の言葉を聞く度に胸を期待に躍らせたものです。あとソーダガツオ!ウィルキンソンガツオとかミツヤガツオとかいてもおかしくないレベル。蓋を開けてみればソーダガツオは宗田鰹だし、ソーキソバのソーキは沖縄の方言で豚のスペアリブのことだし。しかもその理由が、肋が鋤に似ているため鋤肉とか読んでたのが訛ってソーキになったとかいう聞くとものすごく納得出来るもので・・・。まぁどっちも美味いんだけ初めて聞いた時の衝撃に負けてるから、多分揚げニンニクの男の子も実際に食べたらがっかりするんだろうなぁと思う。
その話をすでに九井諒子は上手く描いているから(http://nisiniha.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html)、あぁ、九井諒子って天才だなぁ、と私は思う。
期待するんだけど食べるとがっかりする食べ物は他にもあって、例えば「のりたまごはん」。
これ聞くとすんげー美味しそうに思ってしまうんだけど、バッキャロウ、実際はただのふりかけご飯だよ。まぁ美味しいことは美味しいんだけど、「のりたまごはん」と聞いた瞬間に脳裡を過ぎる、光沢鮮やかな卵黄が乗っかった炊き立てのご飯の上に散らされた味付け海苔のインパクトからは程遠いがっかりご飯だったりするわけで。
そして忘れようにも忘れられないのが
・ロッキーオイスター。
これなー、ハメだよなー。アメリカのヨセミテ国立公園に撮影に行ったときのホテルビュッフェで、確かフライドマウンテンオイスターとか書いてあって。湖かどっかで牡蠣養殖してんだなーと思って頼んで食ったら微妙に違う。これなんなん?と聞くと、「Nuts.」と言うから、まぁ山だし国立公園だし、ナッツなのかな?って齧ると明らかに肉汁出るしナッツなわけない。再度なんなん?と聞くと、ニヤニヤしながら「Ball.its a fried cow's testes.」耳から入ってきたその英語が頭の中で「タマだよ。揚げた牛の睾丸」って日本語変換された瞬間の私の顔はとんでもないことになってたらしい。
美味しいか不味いかで言うと美味しかったんだけど・・・。